引っ越しで忘れちゃならないのが、郵便局の「e転居」
夫と付き合うようになってから、私は4回引っ越しをしてます。
引っ越しとなると膨大な手続きの多さにヘトヘトになりますが、1つ1つ箇条書きにして漏れがないようにしっかり進めなければなりません。
特に役所等に出す書類は、その後の税金やら身分証明やら、とっても大事なものなのですぐにでも変更しておきましょう。
でもそれだけで大丈夫なのか?
そう。郵便物ですよ。
役所への届け出ができていれば、自治体から送られてくるものは新しい住所にきちんと送付されます。
(…とは言っても、すぐには反映されないです。)
じゃぁ普通の郵便物やDMは?
これ、何もしていないと、転居先不明で下手すりゃ発送元に返送されてるかもしれません。
そこで郵便局(日本郵便)の転居届の出番です。
旧住所に届いた郵便物を新住所に転送してくれる
引っ越した時に、旧住所に郵便物を届けてもらうためには郵便局に届け出をしなければいけません。
「窓口で転居届を出す」、またはスマホから「e転居」を登録する。
このどちらかで、1年間、旧住所宛ての郵便物を引っ越し先に転送してくれます。
※郵便局のホームページのメニューから「転居・転送サービス」を選択してね。
届け出をしてから、それが処理されるまでに1週間前後かかるそうなので、引っ越し前には済ませておくといいと思います。
ちなみに転送期間は1年間。
ちょっと勘違いしがちなのは、「引っ越した日から1年間」ではなく、「届け出をした日から1年間」なのでご注意を。
転送期間中にまた住所が変わっても、その都度届け出をすれば大丈夫です。
私は引っ越しのたびに毎回必ず出してます。
でもねぇ、忘れちゃうんですよね、これ出すの…。
で、引っ越し直前になって「あ!!!郵便局に出すの忘れてた!!!」と慌てて届け出…。
もしかしたら引っ越しから数日分の郵便物は届いてなかったのかも…。
e転居を悪用して逮捕者も!
先日、このe転居を使って、同僚宛ての郵便物を自分の家に届くようにしていたってニュースを見ました。
最初このニュースを見た時は「?」となりましたが、同僚名義で借金して、それが発覚しないようにしたかったみたいですね。
同僚名義で借金てのもひどいし、さらに発覚を恐れて勝手に転居届出しちゃうとか…。
ほんと、人としてどうなってるんでしょうか。
いやぁ、なんだか怖いですね。
勝手に転送されるようになってるとか、絶対すぐ気付けないだろうしね。
配送業者のメール便は変更されません
ここで注意したいのは、これは郵便局のサービスなので配送業者のメール便なんかは変更されないってことです。
多分メール便ってDMがほとんどですよね。
でも、だからこそ厄介で。
自分でどのDM受け取ってるか、覚えてます?
どこだかのお店で会員登録した時だったり、旅行先の旅館やホテルだったり…。
そういうのって「DMをお送りしてもよろしいですか」みたいなアンケートに「はい」を選んじゃってるんだろうけど、郵便局なのかメール便なのか、配送業者がどこかなんてわかんないですもん。
私の場合、引っ越し前のマンションに届いていたメール便が、たぶんインターネットの何かのサービスと、旅行代理店が発行してるパンフレット。
それぞれに自分でアクセスして住所変更しなければいけません。
ほかにもあるかもしれない…ということで、今ゆっくり思い出しているところです。
そう考えると、郵便局が配達するものに関しては郵便局への届け出ひとつで全部転送されるっていうのは、ありがたいサービスですよね。
何度も届く前入居者宛てのメール便はどうするか?
実際、引っ越し前のマンションは13年ほど住んでましたが、それよりも前の入居者宛てのカタログがよく届いていました。
郵便局の配達のものだと、その郵便物に「転居されています」のようなメモを貼ってポストに投函すればいいんですが、メール便だとそういうのもできません。
一度配送業者に「もうこちらにはいませんよ」って連絡してみたんですが、その後も届く事があったんですよね。
う~ん。どうしたもんか。
知らんぷりしたままだと自分のあとに入居される人も迷惑だろうなぁ…と思って、結局私は、配送業者ではなく、差出人となるお店に直接電話しましたww
カタログの封筒に書いてあるお店などに直接電話して、「もうその方は住んでないので、送らないでくださいね~」と連絡。
直接連絡することで、お店側も顧客情報の変更できるし、こっちもいらんカタログもらわなくて済むし…。
いつまでも前入居者宛てのメール便が届くようなら、一度差出人の方に連絡してみるのをおすすめします。
なくてもいいけど、あったら便利なサービス
別に郵便局の回し者ではありませんww
でも、引っ越し後の安心のためには届けておいた方がいいです。
今、保険会社の控除証明書などが続々と届いてるんですが、こういうのも住所変更し忘れてたりするかもしれません。
(いやほんとに。実際ありました…。)
ま、しっかりしてる人からすれば、そういうのわざわざ出さなくてもいいように諸々ちゃんと管理しとけって話なんでしょうかねww